Movable Typeのインストール
2005年2月13日 掲載
2005年12月27日 改訂
※このページはMovable Typeのバージョン3.2のインストール手順を紹介しています。その後、バージョンアップしたときはこの手順の通りにならない可能性があります。
Movable Typeはブログを構築するためのツールとしてもっとも広く使われているもの。カスタマイズの自由度が高く、どんなサイトでも思うように作れる。Movable Typeは商用ソフトであるが、「限定個人ライセンス」であれば無料で使用できる。このライセンスではインストールできるサーバーは1台だけで、投稿できるユーザーは1人だけ。ただし、作成できるブログの数は無制限だ(バージョン3.1まではブログの数が3つに制限されていたが、3.2で制限が解除された)。
Movable TypeはCGIを利用するものだ(設定によってはPHPも使用する)。しかし、Vine Linuxにインストールしようとすれば、さまざまなモジュールを追加で組み込まなければならず、実際に動かすまでの手順はかなり複雑だ。ここではMovable TypeをVine Linuxにインストールする流れを見ていくことにしたい。
Movable Typeのダウンロード
まずはMovable Typeのインストールから始めよう。Movable Typeのサイトからファイルをダウンロードする。ウェブ上でユーザー登録が必要なので、WindowsでダウンロードしてからFTPなどでサーバーに転送する。
このとき、tar.gz形式のファイルをダウンロードして、サーバーに転送してから展開するようにしよう。zip形式のファイルをダウンロードしてWindowsで展開したものをサーバーに転送するという方法もあるが、転送の時のモード設定を間違えたりすると思わぬトラブルをまねくことがある。
- Movable Typeのサイト(http://www.movabletype.jp/)を開き、左側のメニューで「ダウンロード」をクリック。
- 「ダウンロードページへ」ボタンをクリックする。
- 「無料のアカウントを新規に作成」ボタンをクリック。次の画面で登録手続きを行うと、確認メールが送られてくる。そのメールの中にあるリンクをクリックすると登録が完了する。登録が終わったら、この画面でログイン名とパスワードを入力し、「ログイン」ボタンをクリックする。
- 「限定個人ライセンス(無償)」をクリックする。ジャンプ先で注意事項を確認してから、「限定個人ライセンスを利用する」をクリック。
- 次の画面で「ライセンス契約を承諾する」にチェックを付け、「次へ進む」をクリックすると、ようやくダウンロードページがあらわれる。アーカイブの種別は「tar.gz形式」を選択し、「ダウンロード」をクリックするとダウンロードが始まる。
- ダウンロードしたファイルをFTPなどでサーバーに転送する。
Movable Typeのインストール
ダウンロードしたファイルを展開して、cgi-binディレクトリに移動する。ここでは/home/httpd/cgi-bin/mt_3ディレクトリに移動することにする。ここに移動しておけば、http://www.mydomain/cgi-bin/mt_3/mt.cgiのような形式でcgiを実行できる。
また、一部のファイルはcgi-binディレクトリの外に移動しなければならない。これはMovable Typeのマニュアルや画像のファイルであり(これらをスタティックファイルと呼ぶ)、cgi-binディレクトリの中に置いておいてはアクセスができないためだ。
- ファイルのあるディレクトリに移動して、ダウンロードしたファイルを展開する。
$ tar zxvf MT-3××.tar.gz
- 展開されたディレクトリは名前が長いので、短い名前に変更する。
$ mv MT-3×× mt_3
- リネームしたディレクトリをcgi-binディレクトリに移動する。
$ mv mt_3 /home/httpd/cgi-bin/
- スタティックファイルを/home/httpd/htmlディレクトリへ移動する。この作業を行わないと、Movable Typeの管理画面が正しく表示されない。
$ mv /home/httpd/cgi-bin/mt_3/mt-static /home/httpd/html/
これでファイルの配置は終わった。次はMovable Typeが必要とするモジュールを組み込んでいく。長くなるので別ページで紹介することにしよう。