独自ドメインの登録を行う
海外には1年で10ドル以下という安い値段で独自ドメインの登録を受け付けるレジストラがある。英語に絶対的な自信がある人なら、海外の安いレジストラでドメインを取得すればいい。
だが、英語が苦手な人は少しは高くても日本のレジストラで登録した方がいい。インターネットというのは浮き沈みが激しく、レジストラが倒産するということがしばしばおきる。レジストラが倒産したら自分のドメインをほかのレジストラに移管しなければならないわけだが、そのときに英語でやりとりをしなければならない。捨てドメインなら移管しないで放置しおけばいいだろうが、ずっと使い続けたいドメインであればなんとかして移管しなければならない。そんな状況を考えると、日本語でやりとりができる国内のレジストラが絶対におすすめだ。
また、トラブルが発生したときも日本語で問い合わせができる。前に登録したドメインに対するネームサーバーの変更ができないことがあった。幸いにも国内のレジストラだったのでサポートセンターに電話をして調査をしてもらった。これがもし海外のレジストラであったら英語でメールを書いて問い合わせるしかない。英語のメールを書く手間もさることながら、すぐに対応をしてくれるかどうかも心配だ。
国内のレジストラが高いとはいっても、「.com」ドメインなら年間の維持費は3〜4,000円程度。3〜4,000円といえば高いように思えるが、一ヶ月で考えれば300円前後だ。コーヒー一杯、タバコ一箱の出費で自分のドメインが持てるのだから、けっして高くはないと思う。
ドメインの登録代行を行う業者はたくさんあるが、ICANN(The Internet Corporation
for Assigned Names and Numbers、国内のドメインを管理する団体)が公認するレジストラは数社しかない。あとは公認レジストラの代理店である。公認レジストラを使うメリットは代理店を通すよりも、早く確実に登録できることだ。「お名前.com」は国内最大手の公認レジストラだ。ふざけた名称ではあるが、大手だけに経営も安定していると思われる。これからずっとドメインをまかせるにはいちばん安心できると思う(倒産しないという保証はないけれども)。
このページでは「お名前.com」で「自作パソコン.jp」という日本語.jpドメインをとったときの手順を紹介していこう。このほかの「.com」「.net」「.org」「.jp」なども同じ手順で登録することができる。
- 「お名前.com」のウェブサイトを開く。真ん中に「ドメイン名を検索してみよう!」の入力ボックスがあるので、取得したいドメイン名を打ち込んで「検索」をクリックする。
- 入力したドメイン名がすでに登録されているものであれば、グレーで「登録できません」と表示される。希望のものがなければ、トップページに戻ってほかのドメイン名を検索してみよう。幸いにも希望するドメイン名をまだ誰も登録していないなら、赤いボックスがチェックできる状態になる。取得したいものにチェックを付け、「次のステップへ進む」をクリックする。
- 選択したドメイン名が正しいかを確認する。正しければ「お名前.comで初めてドメインを登録…」を選択して、画面下にある「登録者情報入力画面へ進む」をクリックする。
- 登録者の情報について入力していく。ドメイン名は国際的なものなので英数字で入力する。
ドメイン名を取得するには「管理担当者(実際にドメインの管理を行う人)」「登録者(ドメインの権利を持つ人)」「公開連絡窓口(対外的な連絡窓口となる人)」「経理担当者(登録料の管理を行う人、この項目だけは後のページで入力する)」のそれぞれについて、「名前」「組織名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」を登録する必要がある。すべての担当者を一人で兼ねてもかまわないので、すべて同じ内容を入力してもいい。
ここでウソを入力しないこと。何らかの理由でドメインを移管するときなどスムーズに手続きを進められないおそれがある。また、「登録者」を変更するには書面での手続きが必要になるので、間違いがないかをしっかり確認しておこう。
- 入力した登録情報(名前や住所、電話番号など)はすべてWhoisのデータベースで公開され、誰でも参照できる状態になる。これがイヤならページの中ほどにある「Whois情報代行を利用する」にチェックを付ける。Whoisの登録情報がお名前.comを運営するグローバル・メディア・オンラインの情報になる。980円の有料サービスではあるが、個人情報を公開されたくない人は利用すればいいだろう。
- ドメイン登録料の支払い方法を選択する。お名前.comでは「クレジットカード」「銀行振込」の両方を利用できる。クレジットカードを選ぶとすぐに登録手続きが始まるが、銀行振込では振込が確認されるまでは手続きに入らない。すぐにドメイン名を使いたいならクレジットカードを選んだ方がいい。
「経理担当者」と「管理担当者」を同じ人が兼ねるなら、画面真ん中のボックスにチェックを付けて「確認画面へ進む」をクリックする。「経理担当者」が別にいるときはその情報を入力してから「確認画面へ進む」をクリックする。
- ここまで入力してきた情報を確認する。特に「登録者」の情報は変更が大変なのでしっかりと見直そう。
- 間違いがなければ「上記に同意し、ドメイン名登録を…」にチェックを付け、ドメイン名登録申請」をクリックする。
- これでドメイン名取得の手続きは完了した。
- 登録が終わると指定したメールアドレスに登録完了のお知らせが届く。実際に登録されるまで半日くらいかかることもある。
- メールが届いたら、正しく登録されているかどうか確認しよう。お名前.comのこのページを開き、Whoisデータベースを検索する。画面の真ん中にある入力ボックスに自分の取得したドメインを入力して「検索」をクリックする。
- 登録の時に入力した情報が表示される。次はDDNSサービスへの登録と、レジストラへのDNSサーバーの指定を行おう。