SSHでリモート操作する
2005年2月13日 掲載
2006年1月16日 改訂
※このページではPuTTYでサーバーにログインする手順を紹介していますが、TeraTermProを利用した方が使いやすいと思います。TeraTermProの使い方はこちらのページ(TeraTermProでサーバーにSSH接続)で解説しています。
Linuxのサーバーには別のパソコンから通信回線を経由してログインできる。同じLANの中にあるパソコンからはもちろん、インターネットでつながったところなら全世界どこからでも大丈夫だ。その気になれば、PHSなんかを使って、本当の外からでもアクセスできてしまう。どこにいてもサーバーの管理をできるのがすばらしい。
うちではサーバーの管理はWindowsマシンから行っている。サーバーにつながっているキーボードは机の下にしまってあって、さわることはほとんどない。それでもリモートログインができるから何も不便はない。
リモートログインする方法として「Telnet」という言葉を聞いたことがあるかもしれないが、今、Telnetはほとんど使われない。というのはTelnetは通信内容が生のままやりとりされるため、インターネット経由で接続したときなど操作内容が第三者に筒抜けになってしまう。ユーザー名やパスワードも見えるため、これが原因でクラッキングされてしまうかもしれない。そういうわけでVine Linuxをふつうにインストールすると、Telnetでリモートログインすることができない。ならば何を使うのかというと「OnenSSH」である。SSHでは通信内容が暗号化されるので、安全性は大幅に高まる。
SSHを使ってみる
Vine LinuxをふつうにインストールするとSSHサーバーは有効になっているが、もしインストールされていないなら、次のようにapt-getでインストールしておこう。SSHサーバーが動いているかどうかは「ps -C sshd」で確認できる。
# ps -C sshd ←SSHサーバーが動いているか確認 PID TTY TIME CMD ←何も反応がない # apt-get install openssh ←OpenSSHのインストール # apt-get install openssh-server ←SSHサーバーのインストール # apt-get install openssh-client ←SSHクライアントのインストール # /etc/rc.d/init.d/sshd start ←SSHサーバーの起動 # ps -C sshd ←再びSSHサーバーを確認 PID TTY TIME CMD 1477 ? 00:00:00 sshd ←こんな表示ならOK #
次にWindowsにSSHクライアント、つまりSSHで接続するためのソフトをインストールする。TelnetクライアントはWindowsに標準で入っているが、SSHのクライアントは入っていないのである。
SSHクライアントはいくつもあるが、ここではもっとも有名な「PuTTY」を使ってみよう。マイナーなものを使うより、メジャーなものを選んだ方が情報が手に入りやすいので賢明である。こちらが本家のウェブサイトだが、英語版なのでちょっととっつきにくい。日本語化されたPuTTYがここからダウンロードできるので、こちらを使わせてもらうことにしよう。ページの中ほどにある「executable files…」を選ぶといい。
ダウンロードしたファイルは解凍して、適当なフォルダに放り込んでおく。インストーラーは付いていないのでどのフォルダに入れておいても大丈夫なはずだ。
PuTTYを起動するにはダウンロードしたファイルの中にある「puttyjp.exe」をダブルクリックする。右のような画面が出てくるので、「ホスト名」のところにサーバーのIPアドレス(もしくはホスト名)を入力し、「開く」をクリックしよう。
設定は特にしなくても接続に問題はないが、ひとつだけ、メニューの「ウィンドウ」→「変換」の中で「受信されるデータの文字セット変換」が「EUC-JP」になっているかどうかだけは確かめておこう。この設定が別のものになっていると日本語が正しく表示されない。
右のようなウィンドウが開くので、ユーザー名とパスワードを入力しよう。もう使い方は説明しなくても分かるはず。サーバーの前で作業するのとまったく同じように操作ができる。作業を終えるときは「exit」と入力してログアウトすれば、ウィンドウは自動的に閉じられる。
フォントのサイズや画面の大きさは右上の設定画面で好きなように調整できる。いろんな設定を試してみよう。