Vine Linuxの起動
Vine Linuxをインストールすると、パソコンの電源を入れたときに右のような画面が出てくる。このまま5秒待つと画面が暗転し、Vine Linuxの起動が始まる。
必要なファイルをすべて読み込むと、下のような画面になる。Windowsでは起動するとデスクトップがあらわれて操作が可能な状態になるが、Vine Linuxは(そのほかのLinuxもそうだが)、最初にユーザー名を指定してログインしないことには何も始められない。
インストールのときに一般ユーザーを作成したならそのユーザーで、何もしていないならrootでログインしよう。rootというのは管理者ユーザーのことで制限なしにあらゆる操作ができる。もうひとつの一般ユーザーはいろいろと制限があり、たとえばApacheやPostfixなどサーバーソフトの設定ファイルを変更することはできない。
Vine Linux 3.1 (Pichon Lalande) Kernel 2.4.27-0v17 on an i686 localhost login: root ←ユーザー名を入力 Password: ←パスワードを入力 Last login: Sat Feb 5 18:06:03 on tty1 [root@localhost root]# ←ここにコマンドを入力
ここではとりあえずrootでログインしたが、rootのまま作業をするのは危険である。うっかり設定ファイルを消してしまったりすると、とりかえしのつかないことになる。たとえば、ユーザー情報を記録した「/etc/passwd」を消すと誰もログインできなくなってしまう。このページの手順で一般ユーザーを作成し、次からはそのユーザーでログインしよう。
一般ユーザーにはサーバーを管理する権限がないが、一般ユーザーでログインした状態でも「su」コマンドを使えばrootの権限で作業ができるようになる。つまり、一般ユーザーでログインして、必要に応じてsuコマンドでrootになるというのが正しいやり方だ。
suコマンドは必ず「su -」と入力するクセをつけるといい。ただ「su」とすると環境変数が元のユーザーのままになってしまい何かと不都合が起きる。
Vine Linux 3.1 (Pichon Lalande) Kernel 2.4.27-0v17 on an i686 localhost login: user ←ユーザー名を入力 Password: ←ユーザーのパスワードを入力 Last login: Sat Feb 5 18:06:03 on tty1 [user@localhost root]# su - ←suコマンド Password: ←rootのパスワードを入力 [root@localhost root]#
rootでログインしたあとは一般ユーザーを作成するほかにも、日本語を表示できるようにフレームバッファの設定を行ったり、セキュリティホールを埋めるためにapt-get upgradeを実行したり、サーバーの構築に入る前にいくつかやることがある。